スマートフォンメーカーが相次いで高価格帯の製品を打ち出していますよね。
これからは５Gスマホもどんどん出てくるでしょう。
ソニーは昨年約15万円のスマホを10月25日発売しました。
韓国のサムスン電子や米グーグルも機能を充実させた高価格帯のスマホを昨年秋に投入しています。
カメラ機能など限られたスマホの競争分野で各社が差異化を図っています。
高価格製品でブランド価値や技術をアピールしていく狙いです。各社の代表的なものをいくつか見てみましょう。
ソニー
ソニーが投入したのは「Xperia 1 Professional Edition」。価格はなんと税別14万3000円。最近少しは安くはなって来ましたけどね。
映像制作者向けに独自開発の画像処理や4Kの有機ELディスプレーで高精細な映像を実現しました。
動画投稿サイト「ユーチューブ」などの普及で動画を制作する人が増えているのを背景に、映像制作に特化した機能を充実。
確かに私もYouTubeを始めたいと思っていますので、こういう機能は嬉しいですし、ますます今後増えていくと思われます。高価な道具など買わずにスマホでYouTube撮影ができるに越したことはないですよね。メンタリストのDaiGoさんも、YouTubeやニコニコ動画はすべてiphoneで撮影しているらしいです。コスパ最強ですよね。
さて、このスマホ、さらに有線LAN接続にも対応し、モバイル「eスポーツ」などを安定したネットワークで利用できます。
サムスン
そして、サムスンが発表した折りたたみスマホも話題になりましたよね。
「ギャラクシーフォールド」の価格は24万円台。有機ELパネルを搭載。折りたたんだ状態で一般的なスマホとしても利用可能。開くと約7.3インチの大画面になり、同時に3つのアプリケーションを利用可能。タブレット端末のようにして動画の閲覧もできます。ただ、電池が持たないという欠点があるということを聞きます。電池は私の中で最優先・最重要事項。私的には却下ですね。
それから、昔、パソコンのハードディスクが壊れたのですが、それがサムスン製でした。それからというもの、サムスン製は使いたくないんです。
アップル
米アップルは超広角カメラや望遠カメラなど3眼カメラを採用した「iPhone 11 Pro」を発売しました。
これは大人気になりましたよね。いまだに大人気です。価格は10万円台「から」。
「ナイトモード」や「ポートレートモード」などカメラを生かした機能も搭載し、さらに高精細な写真や動画の撮影を可能にしました。知り合いは、広角が物凄いと言って感動していました。実際に、私もそれを見て驚きました。ただ、夜景撮影などには弱いらしいです。
グーグル
夜景撮影をしたいのならば、グーグルのpixel4シリーズがお勧めです。広角についてはiphone11に及びませんが、夜景はバッチリです。夜空なども非常に綺麗に取れます。
この、グーグルがハイエンド機種として発売した「ピクセル4」の価格は税込み8万9980円から。
Iphone11よりは安いですね。小型のレーダーを内蔵し、スマホ本体に触れず手をかざすだけで操作ができます。３眼とは言わないまでも、背面には望遠レンズを含む2つのカメラレンズを搭載。明暗の調整が難しい夕焼けなどを背景にした写真でもバランスよく撮影できる「デュアル露出補正」などの機能を採用しました。
夜景についてですが、私は思うんですが、そもそも夜景ってそんなに撮りますか？
私は今、LG製のスマホを使っているのですが、正直このカメラも素晴らしく、iphone11にそんなに劣らないのではないかと思っています。
いずれにせよ、iPhoneが3眼カメラを搭載したことで、スマホカメラの複眼化はさらに進むでしょうし、各社３眼カメラ搭載が今後は増えていくでしょう。
ドイツの調査会社のGfKによると、18年の世界のスマホ販売台数は前年比3%減の14億4000万台ですが、販売金額は前年比5%増の5220億ドル（約56兆円）だったそうです。高価格帯のスマホがが市場をけん引しているんです。
ITジャーナリストの石川温氏は、スマホメーカーの開発について、
「メーカーはハイエンドで企業の価値や技術をアピールし、低価格帯で数を稼いでいる」
と二極化の方向性にあるといいます。
高価格製品の開発でカメラなど数少ない競争ポイントを各社が競っています。高価格製品でどれだけ訴求できるかが鍵となります。
おまけ
スマホでは嫌な人は、レンタルサービスもお勧めです！
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