やろう!プログラミング

はじめに

まもなく新年度。仕事のスキルを磨くため、プログラミングを学ぼうと考える人もいるでしょう。

ただし、選択肢があまりにも多いため、初心者にとってはハードルが高いのが事実。

どこで学んだらいいの?通学?ネット?有料?無料?最初の一歩をどう踏み出せばいいのでしょう。

事例のご紹介

「初日が一番つらかった。情報量が多すぎ、何を選べばいいか分からなかった」。

こう振り返るのはJR東日本で新規事業立ち上げを手がける中島悠輝氏(34)。

新規事業の立ち上げにはシステムに関する知識が重要になります。

中島氏は、

「仕事を続ける上でプログラミングの知識が必要だ」

と考え、昨年12月からdiv(東京・渋谷)が運営するプログラミングスクール「テックキャンプ」に通っています。でも最初は、様々な壁に直面しました。

div(東京・渋谷)が提供するプログラミングスクール「テックキャンプ」の教室の様子

div(東京・渋谷)が提供するプログラミングスクール「テックキャンプ」の教室の様子

初心者は何から始めればいいのでしょう。

「独学で身につけるためのプログラミング学習術」

を著書に持つ北村拓也氏は、

「まずは明確な目標を決めるといい」と助言。

一口にプログラミングと言っても、利用する言語や求められる技能は幅広いもの。

ゴールが定まらないと、無駄な勉強に時間を費やしかねません。

それも一理ありますが、でも、ブログと一緒でまずはやってみることが大事。そして好きになれるかどうか。それが一番大事と言っても過言ではありません。

そうじゃないとまず続かないですし、自分自身が楽しくないとやっていけません。

具体的には?

数表作成の自動化など業務の効率化を目指すなら、マイクロソフト製のオフィスソフトに関するスキルの取得が近道。

一方で、新しいサービスを生み出したいなら、

「簡単なウェブサイトやスマートフォンアプリを作ってみるのが、第一歩としておすすめだ」

と北村氏は指摘しています。

人工知能(AI)や機械学習などで使われることが多いプログラミング言語の、「Python(パイソン)」を学ぶ人も増加中。

スキルを習得すれば、転職市場で人気のエンジニアになれます。

ただ、パイソンを使うにはパソコンの環境などを整える必要があり、初心者にはとっつきにくいもの。

つまずいたときに相談できる人がいると心強いものです。

そして、目標が決まったら、次は具体的な学習方法の策定に移りましょう。

入門書を片手に独学に励むのが一番手軽ですが、ゴールまでの道筋が見えなければ「三日坊主」になりかねません。

まずは、オンライン講座の体験版に登録してイメージをつかむことや、無料の、「progate」がオススメ。

オンライン講座の無料体験では冒頭部分の動画を一通り見ればカリキュラムの全体像を把握できますし、スキル習得に要する時間や教材などを確認できます。

まずは登録しましょう。そして、並行して楽しみながら、「progate」をやってみましょう。

詳しい人に相談しながら学習したい人、お金はいくら高くても気にしない!って人なら、専門のスクールももちろん有効。

JR東の中島氏は、主に土日にスクールに通い、週に10~15時間を目安に受講を続けています。

毎月の授業料は約2万円しますが、分からない分野を講師に質問できるので「モチベーションを保てる」と中島氏は評価しています。

挫折せずに続けるためには、

「ウェブサイトでもスマホアプリでも構わないので、とにかく何かを作り上げることだ」

と、divの新保麻粋取締役は強調。

早い段階で何らかの完成品を生み出せれば成功体験につながり、学習意欲が高まります。

初心者のうちは、コピー&ペーストを多用するといいです。

パソコンのブラウザーでウェブサイトを開き、マウスを右クリックすれば該当ページの「ソース」を表示できます。

まねしたい部分のソースの文字列をコピペして練習すれば、ウェブサイトがどうやって成り立っているかの理解が進みます。

プログラミングを勉強すると、とんでもない量の知識や知らない事の存在をまず知れて驚くでしょう。そして、それらを勉強するには、

「時間が本当にいくらあっても足りない!」

って思うはずです。

新保氏は、

「簡単なものでもプログラムを作り続けることが上達の近道だ」

と話しています。

壁を一つずつクリアすることで、新たな課題が見えてきます。

JR東の中島氏は、3カ月で、

「簡単なスマホアプリなら作れるようになった」

と話します。これはすごいです。

エンジニアとの意思疎通が容易になり、提案の幅が広がったといいます。

ビジネスのデジタル化は今後も加速します。新年度を機にプログラミングを学ぶことは、

決して損にはなりません。

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