パワハラ対策

さて、最近、実効性はどうあれ、「ハラスメント規制法」が成立しましたね。前回はパワハラにあったときの対策を簡単にお伝えしましたが、私がどんなパワハラにあったか詳しく暴露したうえで、パワハラ対策をもう少しお伝えしようと思います。

某有名メーカーで働いていた私。中途でその会社に入りましたが、その直属の上司がものすごい方でした。仕事はすごくすごくできるんです。ただ、色々と問題のある方で、結論から言うと、40代で部長(いや、もしかしたら30代だったかも・・・)になった方なんですが、人間的に問題があって課長に降格させられた、こんな人です。

数々の転職を成功?させて、いろんな会社を経験してきた私ですが、確信したことがあります。

仕事ができるできないっていうのは、知識とかはそんな重要じゃない。

もちろん、専門職である医者や弁護士などはそりゃあ知識がないと話にならないですが、でも医者や弁護士だって、全部何から何まで覚えてる人ってほとんどいないですよね?誰だって忘れること、覚えていないことは限りがあるんですから、分からないことがあれば医学事典を調べるし、ググるし、六法全書を読みますよ。

そのスーパー上司は、もちろん転職などしたことがなく、完全にその会社のいわゆる「信者」でした。完全にその会社を愛しまくっていました。客観的に見ても「病的に」です。ある意味これはこれで幸せの形の一つだなと思いましたよ。その会社が大好きで、そこで働くのが幸せで仕方ないんですから。

その上司は、50歳ぐらいでしたし、知識などはそりゃあある程度はあります。お酒の知識や、雑学などはもちろんすごかったですし、部下を育てる本などもたくさん読みまくってるようでした。

セミナーなどにもたくさん参加されていました。そのためか、部下を使う事や指示やフォローは完璧。それらを踏まえた上で、じゃあ、仕事のできるできないってどこで決まるの?って言ったら、その上司は、

コミュニケーションの鬼

だったんです。

とにかくコミュニケーションがうまい。

気遣いがとんでもない。

気配りが細かすぎるぐらいにすごい。

常に自責にとらまえる。

メールより電話、電話よりフェイストゥフェイス。←ここ重要

挨拶もすごい。

作り笑顔もすごい。←真顔になると怖い

と、こんな感じです。逆にそのすごさに私はついていけない感じでした。そして、私にもそのようなことを求めてくるので、キツくて仕方なかったのです。私はもちろん転職を成功してきているので、コミュニケーションが苦手なわけではなく好きな方です。でも、その上司に求められるレベルがあまりにも高いので、逆に私は自分らしさを出せず、窮屈になってしまいました。

しかも、上に書いたように、気配りが細かすぎるので、「疲れる」んです。この気持ち分かってくださる方いらっしゃるでしょう。

中途なのに挨拶とかについてまでいろいろ言われました。まさかこの歳で中途でそんなこと言われるなんて、って思いましたよ。今思えば感謝ですけどね。

そして、仕事でやはり重要だなと一番確信した部分は、上で「ここ重要」って書いたとこです。

ついつい仕事はメールでやりがち。なぜなら一方的で楽だからです。

確かに、メールのほうが効率は良いと思います。時間短縮になるし、ホリエモンも断然メールが良いと言っています。

でもある程度信頼関係が構築されるまではフェイストゥフェイスを心がけた方が絶対良いです。メールだけでは本当の信頼関係は生まれないと思います。信頼関係がないほど変な誤解が生まれたりするし、逆に関係が悪くなったりすることもあります。痛いほど経験しましたのでこれは間違いないです。

さて、思い出すとつい熱くなってしまい、話がそれてしまいましたね。

私が、どんなパワハラを受けてきたかと言うと、まあこのように細かすぎる上司なので、色々嫌なことを言われるのは日常茶飯事。だんだん消耗していきました。もちろん、私のためを思って言ってくれる部分もあるでしょうから、感謝もあったんですが、度が過ぎて精神的に消耗していき、参り気味でした。

常に見られてる、常に一挙手一投足を監視されている、といった感じでした。挨拶についても色々言われて、逆に挨拶がしづらくなってしまいましたし、仕事については自分らしさが出せなくなってしまいました。

そんな中で、とあるお酒の席で事件は起きました。その上司と先輩と私で飲んでいた時のこと。終電も近くなって私も帰りたかったし、先輩も帰りたいだろうし、と思ったので私は気遣って、

「●●先輩、終電大丈夫ですか?」

と言ったら、その上司がブチ切れたんです。何を言われたかもう覚えていませんが、

机をバーン!!

と叩いて怒って怒鳴ったんです。日々の私に対する鬱憤もたまっていたのもあるでしょう。洒落た感じのイタリアン的なお店だったので、周りの客がびっくりして引くぐらいだったのをほろ酔いながらにハッキリと覚えています。

私は酒のせいもあり、感極まって泣きました。いい歳して。涙が溢れましたよ。そしてその瞬間、絶対にこの上司を訴えてやると誓い、帰りの電車でその上司に直接メールをしました。

「今回のことはパワハラで、あなたの上司に言おうと思います。」

と。

そのあとの流れは前回話した通りです。次の日だったでしょうか、すぐにその上司と2人で面談することになりました。私はもちろんボイスレコーダーを仕込んでいきました。

実際に面談が始まると、ひたすら謝ってきました。定年まで無事に安泰にこのまま行きたいのもあったんでしょう。私がここまでする人間とは思ってなかったんですかね。

その後、その上司はある程度柔らかくなりましたけど、そんなには変わりませんでした。やはり50歳にもなって人間そんな変われるわけはありません。

「相手は変えられない。自分が変われ。」

というような格言もありますよね。相手に変わるのを期待する前に私が転職を決めてそこから去りました。

でもその上司の課では、私含めて5人は部下が辞めていきましたからね。どれだけ問題のあった上司かってことは皆さんにも分かっていただけるかと思います。

ところで、みなさんは、なぜその上司がキレたかって分かりますか?私は本人から聞きましたが、いまだにその考えは理解できません。分かりやすく言うと、怒った理由は、

「自分が帰りたいのに先輩をだしに使ったから」

ってなことみたいです。

「私は終電近くてそろそろ帰らないとならないのですがよろしいですか?」

って言えばよかったみたいです。

すごくないですか。もちろん、自分が帰りたいのもありましたけど・・・。先輩が言いづらいかなって気遣いもしたつもりだったんですが。。。

皆さんも常に、ボイスレコーダーぐらいは準備して、何かあったらすぐにしかるべきところに訴えるべきです。そして、

訴える時は逆にメールのほうがいいですね。

なぜなら証拠として残るからです。

そして、必ず送る自分自身もCCに入れてください。

送った相手がメールを消してしまうかもしれないからです。

訴える部署は、監査室や上司の上司、社内弁護士が居ればその方でもいいでしょう。私は直接加害者の上司に対して、「あなたの上司に訴える」とメールをしましたが、そのような言い方も手だと思います。

実は最近も、今の職場でちょっとパワハラチックで気になることがあって、私はその上司の上司にメールで訴えました。すぐに面談をしてくれて解決しました。でもわだかまりは残らないといったら嘘になりますよね。

訴えられた上司の上司は

「こういうことを勇気をもって言ってくれてありがたい」と言ってくれましたよ。社交辞令か分かりませんけどね。

その上司は、自分がテンパると、その気持ちをあらわにして、部下に言ったりしてしまうタイプでした。

私は別に出世とかどうでもいいですし、将来的には自分自身で稼いでいきたいですので、今の職場で保身する気などは全くありません。有休はフルに使い、自分にとってお得な制度はフルに利用します。それで悪く思うような人が居たらその人は間違っています。

自分の身は自分で守るしかありません。

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