転職の35歳限界説はもはや幻  働き方改革 進化論

転職により賃金が増える人がミドル世代で増加しているそうです。年齢が上がると待遇が良くなる仕事への転職が厳しくなる「35歳限界説」はもはや過去のことです。

私も今の会社には37歳の時に中途で入社しました。私と近いくらいの年齢の方、気にする必要はありません。いまは募集も増えていますし、気兼ねなく応募してみてください。実は私は最近もビズリーチに登録してみたんですが、毎日かなりの案件を紹介いただいております。

35歳限界説の崩壊について、日本総合研究所の山田久理事との対談記事があったので、ご紹介します。

日本総研の山田久理事

――転職により賃金が増えるミドル世代が増えています。

「統計をみると転職で賃金が増えたという30~44歳の割合は20歳代と遜色のない水準になっている。採用や転職市場の様子が昔と変わってきている。これまでは新卒で採り、内部で育てていくという仕組みだった。最近は初任給から差をつけるような動きもある。『35歳限界説』が崩れてきている傾向がはっきりしてきている」

――どのような背景ですか。

「まずは人手不足。外から人を採って優遇しなくてはいけない。もう一つは産業構造の変化だろう。第4次産業革命、デジタル化のインパクトは大きい」

「特に異業種から人を採る傾向になってきている。たとえば今の時代であれば、自動車産業が人工知能(AI)の技術がほしいといったことがある」

「イノベーション(技術革新)は基本的に異質なものを組み合わせることで起こる。生え抜きだけだと行き詰まってしまい、新しいアイデアはでにくい。30~40歳代を受け入れるのは、これまでの経験を生かして企業に新しい考えやアイデアを入れてほしいという期待だろう」

――転職者を受け入れる際のポイントはありますか。

「折り合いをつけるということがポイントだ。各企業は既存事業で利益を稼ぎながら、それだけに頼っていては厳しいので、新規事業を始める。その際に外部から人を採用する」

「外部の人を優遇しすぎると、既存事業の人材がやる気をなくしてしまい、かえって業績は悪化する。既存事業の人材のモチベーションも維持しながら新しい人材を取り入れる工夫がいる」

――どのような施策がありますか。

「経営者がメッセージを発信し、既存の人材への意識改革をしていくことが重要だ」

私も外部からの転職という事で、改善・改革を期待されていたようなのですが、結局は人が足りないだけの補強と言った現実を目の当たりにしています。まあそもそも半官半民みたいな企業つまり公務員みたいなところなので、改善や改革など難しい企業だったんですよね。

うちはベンチャーじゃないですが、若手が多いベンチャーも、最近は若手だけじゃなく、ミドル層採用がちょこちょこ聞かれます。「経験」と「専門知識」、「牽引力」に期待しているので年収は自然と高くなるんですよね。

ただ、ベンチャー系などの技術系が慢性的な人手不足なのは深刻な問題のようです。

それはさておき、転職市場は非常に活況化していますので、アラフォーで転職を考えているみなさん!ぜひ、まずは第一歩として登録だけでもしてみては?それだけでも大切な一歩ですよ。選択肢が広がり心に余裕が生まれます。

先ほども紹介したビズリーチのほかにも沢山無料転職サイトはあります。

先ほどご紹介したハイクラス求人に特化したCMでもご存知のあのビズリーチはもちろんですが、 たとえば、WEBやIT関係に強い、レバレジーズテック

レバレジーズというのは転職業界ではもはや有名で実績もあります。悩むよりもまずは登録してみたら世界が見えてくるはずです。

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