さて、そんな学生時代だった私なので、就職についても迷いました。私が大学生時代に好きになったこと、燃えていたことと言えば、地味ですが、「ラジオ」です。具体的には、「ラジオ番組にネタを書いてハガキを送る」ことです。
もともと、何かを書くということが好きでした。性格もマメなほうなので、ハガキを書くことやハガキを書いて懸賞に応募することなども好きでした。ましてや、ハガキにネタを書いて、それが公共の電波を使って読まれて、そして笑ってもらうなんて、とても幸せでした。ペンネーム?ええ、もちろん本名で書いていましたよ。だって、そのほうが幸せじゃないですか。
私がハマったきっかけは、大学の学園祭にそのラジオのパーソナリティーが来てくれるということで嬉しくて書いた御礼にネタを絡めてハガキを送ったところ読んでもらったことなんです。非常に嬉しかったですね。
それにハマった私は、ハガキを書き続け、出し続けました。そして、その放送で一番面白かった人に贈られるMVPみたいなものも何度か受賞することができました。パーソナリティーに名前を覚えてもらったのも本当に嬉しかったですね。
それで舞い上がったのか、「自分は面白い」「自分は才能がある」とか思ってしまったんですね。将来は放送作家になりたいと思うようになりました。でも、なる手段がない。。。唯一専門学校には行きましたが、何のためにもなりませんでした。今思えばあそこでもっと積極的に人脈を作ったり、アプローチをかけていけばまた変わったかもしれませんが、やはりそういうこともしないということは、これもまた、好きのレベルが中途半端だったんだなと思います。
そして、私は、どんな形であれ、「ラジオ」の仕事に携わりたいと思うようになりました。
次回へ続きます。
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