転職の際にブランク・短い職務経歴を気にする人へ

さて、本日は前回の転職の話に関連して、転職の際にブランク、つまり過去働いていない期間がある方についての実体験に基づいたアドバイスとお勧めの履歴書の書き方を伝授いたします。

その前に、昨日、トヨタの社長の会見が話題になりましたね。

「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と。終身雇用がNG=いつでも首切りOKってことですよつまり。でも、それならば初任給を膨大に上げるべきだと思います。終身雇用でずっと守られてきた経営者が何を言っているのかという話ですよね。一括採用による若者の低賃金は終身雇用から生まれているんですから。

さて、話がそれましたが、終身雇用にそもそも大反対の私は、正直申しまして、数社の転職を成功?させています。

ただ、その際に全部正直にかつ事細かに履歴書に記載したか?と問われると、答えは「ノー」です。嘘は確かにいけませんが、「嘘も方便」です。改めて辞書でその意味を調べてみますと・・・

「 場合によってはうそも手段として必要である意。 」

「 嘘は罪悪ではあるがよい結果を得る手段として時には必要であるという事 」

と、あります。超厳密に言うとちょっと使い方は違うのかもしれませんが間違ってはいません。

さて、具体的にはブランクがある場合は、相手の立場になって考えてみたら当然気になりますよね、

「そのブランクの間に何をしていたか」

ってことです。私の場合大学卒業後にマスコミにバイトとして入り、そのあとに社員にならずにバイトをやめて公務員を目指しました。そして専門学校に行き始めました。2年間くらい結果的に通ったかたちになるので、その期間がブランクになるわけです。履歴書にもブランクを書く形になりますね。でも私の場合は公務員になるために専門学校に通っていたわけですからそれはマイナスになるわけではありません。むしろ勉強を目標に向かって頑張っていて偉い!となるわけです。さらに私は、マスコミでアルバイトで働いていた3か月は履歴書に記載していません。「嘘も方便」です。バイトですし、3か月ですし、書く必要ありますか?書いたところで、調査されますか?答えは「ノー」です。間違いなく「ノー」です。企業担当者はただでさえ忙しく一人のためにそんなことをしている暇はありません。自分のアピールの場でもあります。誇張して書くことはもちろんですし、マイナスになることはバレない範囲で書かなくてもちろん構わないんです。そもそも人間なんて嘘をつく生き物です。嘘をついたことがない人間なんてこの世にいません。

そして、さらなる裏技があります。

今あなたは、D社に入りたくて履歴書を書いているとします。あなたの経歴は、A社(3年)→B社(4か月)→C社(3年)であるとします。

それらはすべて正直に書きますか?

私の答えは「ノー」です。D社に入るときに、D社は前職のC社についてある程度調べることはあっても、それ以前の会社については調べることはまずないと思っていただいて結構です。なぜなら、D社に入社する際には、給料の算定等にするために前職の源泉徴収票の提出を求められます。その源泉徴収票には給与はもちろんですが、「入社日」「退職日」の記載もあります。だから、前職のC社については全部正直に書かないとマズいんです。これは間違いなくそうです。なら、それ以外はどうすればいいのでしょうか?私の答えは下記です。

A社(3年4か月)→C社(3年)

お分かりですか?B社勤務の期間をA社にまとめてしまうんです。経歴詐称と言われそうですが、そのぐらいは誇張の範囲内と考えましょう。B社の4か月の経験なんてあってないようなものです。下手に正直に書いて突っ込まれるよりは間違いなく安全かつプラスに働きます。

いかがでしたか?ブランクがある方、短い職務経歴があってどうしようと思っている方、ぜひ参考になさってください。もちろん、直前の職場に関して上記のような合算をするのは危険なのでやめましょうね。でも、

源泉徴収票の「入社日」は、その年の途中入社の人だけ。
源泉徴収票の「退職日」は、その年中に退職した人だけに記載されています。

勤続年数2年目の方は、次に、今の会社を退職する際、「退職日」に日付が入ります。 これを踏まえてあとはどうするかは自己責任でお願いしますね!

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