内定辞退に悩んでいる大学生へ

新聞の記事で読んだのですが、大学4年生の就職活動が終盤を迎え、内定受諾後に辞退する「内定辞退」への関心が高まっているそうです。

日本経済新聞社が主要100社と、辞退経験のある入社1~2年目の若手社員を対象にアンケートを実施しました。若手の約9割、企業の約7割が連絡手段は電話と答えましたが、約2割の企業は直接対面しての辞退を希望しました。辞退連絡や不採用通知がないことへの互いの不満も強く、企業と就活生のすれ違いが浮き彫りとなりました。

今回の日本経済新聞社の調査では、内定辞退を伝える方法として、若手社員は電話が85%、メールが24%、直接会って対面で伝えた人はわずか7%だったそうです。電話を選んだ理由としては「それが礼儀だと思った」が42%、「電話で内定を伝えられたから」が35%。メールより電話の方が礼儀にかなうと考える就活生が多いようです。

就活生側からは辞退について、「電話で誠意を伝えればいい。直接会う必要はない」「電話だと引き留められる。メールで済むならそれがいい」などの声が聞かれたそうです。

SNS(交流サイト)世代にとって、電話へのハードルは高くなっているようですね。

私も同様に思います。なぜ辞退するのに直接会う必要があるんでしょうか?私は分かりません。私は辞退するために直接会うなんて今まで聞いたことがありません。それこそ、

「時間の無駄」

だと思います。気を使って、身支度を整えて、電車に乗って、実際に会って、色々話して、辞退を伝える・・・。これだけでどれだけ貴重な時間を使う事になるでしょうか。さらに、万が一それで迷ったりしたら余計時間の無駄でしかありません。そもそも雇用契約も結んでいないわけですから、断ること、断る手段はあなたの自由です。

■「会って本音を聞きたい」 対面求める企業も

一方、企業が望ましいと考える辞退の手段は電話が66%と最多。「理由を聞きたい」(92%)、「誠意が伝わる」(35%)、「説得の機会がほしい」(30%)が理由に挙がっていることが分かりました。

就活生、企業ともに電話が多いものの、企業には対面を望む意見も根強いそうです。。。16%の主要企業が対面を希望し、うち94%が「理由を聞きたい」と回答。50%が「説得の機会がほしい」と答えたそうです。他人が内定者を装って辞退する「なりすまし」を防ぎたいとの声もあったそうです。これは今の時代ならではといった感じがしますね。さらに、メールでの辞退を求める企業は5%だったそうです。

■「サイレント辞退」に悩む企業

調査では、主要企業の2割が連絡がない「サイレント辞退」に苦言を呈したそうで・・・、

これは私は良くないと思いますね。ただ、電話やメールで辞退を伝えればいいわけですし、全く伝えないで辞退するというのはドタキャンと同じです。最近事件にもたまになっている、「20人でコース料理を居酒屋で予約したのに無断キャンセル」みたいなことをする人と変わらないと思います。ここはしっかり連絡だけはしましょう。相手の会社だけではなく、他にその会社に行きたくて仕方なかった方にも迷惑をかけることになります。

■「不採用通知なかった」6割 ”サイレントお祈り”に不満も

一方、若手社員に本選考以降の不採用通知があったかどうか尋ねたところ、63%が「なかった」と回答。不採用通知は「今後のご活躍をお祈り申し上げます」などの文言から学生の間で「お祈り」と呼ばれていますが、就活生たちは”サイレントお祈り”に悩んでいるそうで、「辞退の連絡は求められるのに、不合格の通知を出さないのはマナー違反」「せめていつまでに連絡がなければ不採用と言ってほしい」などの声があがっているそうです。

自分の人生です。サイレント辞退はダメだと思いますが、辞退の仕方などは電話やメールで十分だと思いますよ。それで不利になるとか自分が損をすることなどありません。時間を大切にすべきだと思います。

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