目次
はじめに
いきなり衝撃的なタイトルですが、そうなんです。
自分のタイプを見極めて寝る時間や起きる時間を決めるのが大事なんです。
自分のタイプを診断してみて、それによって、生活リズムを変えてみましょう!
早起きが得意じゃない人が早起きをしちゃうとどうなるか
ボーダーラインは、朝7時。
それより早く起きてしまうと、危険と言われています。
人間は、朝起きると、コルチゾールというホルモンが出ます。
それによって活動の源となり、頑張るぞというようになります。
そして、そのホルモンは最初多く分泌されますが、すぐに少なくなっていきます。
ただ、早起きが得意じゃない人やそういうリズムじゃない人が、無理に朝7時より前に起きてしまうと、そのコルチゾールの分泌がずっと高い状態が続きます。そして、そのコルチゾールというのは、ストレスホルモン。
つまり、ストレスがずっと高い状態が続き、慢性的な疲労状態が続いたり、1日の終わりにはグっと疲れてしまい、怒りを感じやすくなり、イライラしやすくなったりしてしまいます。良い事ないですよね。
つまり、眠くなったら寝て、起きたい時に起きるってのが一番良いようです。
タイプ別診断
ではさっそく診断してみましょう。
アメリカの睡眠医学会のマイケル・ブレウス博士は睡眠に関する百数十の研究論文を集め、私たちのクロノタイプが4つに分けられるという説を公表しました。
博士は、それぞれのタイプを「クマ型」、「ライオン型」、「オオカミ型」、「イルカ型」という4種類に分類。
睡眠のリズムや効果的な食事のタイミングといった体内時計のことから、性格の違いまで解説しています。
以下のチャートで、簡易的にあなたのクロノタイプを診断することができます。
朝方でお昼寝が好き
=親切でちょっと人見知りなクマ型
クマ型の基本的な生活リズムと性格は、どのような特徴を持っているのでしょうか?
クマ型の基本的な生活リズム
人口の50%、2人に1人はクマ型です。
基本的に、眠りが深く、体内時計は太陽の動きとともに動いています。
クマ型の人は朝型で午前中に一番活力が上がり、朝から昼にかけて能力が全開に。
その分、ランチタイム以降は、ちょっと眠くなり、仕事の能率は落ちていきます。
- クマ型の生活リズムとベストタイミング
- ◆ 必要な睡眠時間の量:7時間以上
◆ 理想の就寝時間:23時
◆ 理想の起床時間:7時
◆ 運動する時間:7時から12時までの間
◆ ベストな仕事ができる時間帯:10時から14時
◆ ベストなコーヒータイム:9時半から11時半または13時半から15時半
クマ型の基本的な性格
性格は基本的に人に親切で、開放的。
楽しいことが好きで好奇心があり、新しいことにもチャレンジするオープンな性格です。
ただし、初対面の人や知らない場所では緊張するため、打ち解けるまでに少し時間のかかる人見知りでもあります。
お昼頃に元気MAX!
=リアリストで楽観的なライオン型
ライオン型の基本的な生活リズムと性格は、どのような特徴を持っているのでしょうか?
ライオン型の基本的な生活リズム
ライオン型は人口の15〜20%程度。
朝日とともに目覚めるような朝型タイプです。
生活リズム的には昼頃に活力がマックスになり、夜は早めに就寝します。
- ライオン型の生活リズムとベストタイミング
- ◆ 必要な睡眠時間の量:7時間
◆ 理想の就寝時間:22時
◆ 理想の起床時間:5時半から6時
◆ 運動する時間:17時頃
◆ ベストな仕事ができる時間帯:8時から12時
◆ ベストなコーヒータイム:朝の8時から10時または14時から16時
ライオン型の基本的な性格
ライオン型は、現実的に物事を考えるリアリストでありつつ、楽観的な性格。
仕事熱心でバリバリ働くタイプが多いのも特徴です。
イメージとしては営業職でガンガン数字を出しているような人物像で、ライオン型の男性は褒めてあげると素直に喜んでくれます。
夜更かしは大得意
=クリエイティブで気分屋のオオカミ型
オオカミ型の基本的な生活リズムと性格は、どのような特徴を持っているのでしょうか?
オオカミ型の基本的な生活リズム
オオカミ型は人口の15〜20%くらい。
入眠時間が真夜中にずれている、完全な夜型タイプです。
朝は弱いけれど、夜更かしは得意。とはいえ、睡眠時間は7時間以上必要。
そのため、就業時間が早い仕事に就いていると、毎日なかなか大変な思いをすることに。
- オオカミ型の生活リズムとベストタイミング
- ◆ 必要な睡眠時間の量:7時間半
◆ 理想の就寝時間:0時
◆ 理想の起床時間:7時半
◆ 運動する時間:18時
◆ ベストな仕事ができる時間帯:17時から0時
◆ ベストなコーヒータイム:12時から14時
オオカミ型の基本的な性格
性格は、創造性が高い分、気分屋。
今日は絶対に「これをやる!」と決めていても、天気が悪いとすぐに「でもなー」とやめてしまうなど、アップダウンが激しいところがあります。
オオカミ型と付き合うことになった場合、寛容な気持ちで気分の移り変わりを受け止めてあげる必要があるでしょう。
一方で、誕生日などの記念日には感動的なサプライズを仕掛けてくれるはずです。
睡眠時間は短くてOK
=知性派で神経質なイルカ型
イルカ型の基本的な生活リズムと性格は、どのような特徴を持っているのでしょうか?
イルカ型の基本的な生活リズム
イルカ型は、人口の10%程度の少数派。
睡眠時間は短めでも大丈夫で、コツコツと仕事ができる知性的なタイプです。
ただ、生活リズムの組み立てには無頓着なところもあって、仕事や勉強、研究に集中するうち、オオカミ型以上の夜型生活に突入してしまうことも。
- イルカ型の生活リズムとベストタイミング
- ◆ 必要な睡眠時間の量:6時間程度
◆ 理想の就寝時間:23時半ぐらい
◆ 理想の起床時間:6時半ぐらい
◆ 運動する時間:7時半
◆ ベストな仕事ができる時間帯:15時から21時
◆ ベストなコーヒータイム:午前8時半から11時または13時から14時
イルカ型の基本的な性格
イルカ型は少し神経質で、注意深い人が多く、初対面のときはとっつきにくさを感じさせます。
また、本人も見切り発車で何かを始めたり、何かを「とりあえず試してみよう!」と行動を起こしたり、といったことは苦手にしています。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
「とにかく早起きは最高だ!!」
と思っていて続けてるのに、どうも体調がすぐれないっていう方もいるでしょう。
ぜひ、このブログを読んで、自分の体に自問自答してみて、生活リズムを考え直すきっかけになれば幸いです。
そして、健康のために、人間ドック・検診予約は毎年受けましょう!
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