面接官の質、向上にAIが貢献 HRアナリスト

売り手市場が長期化するなかで、採用選考はこれまでのような人材をふるいにかける場ではなく、応募者の入社意欲を高める場に変わりつつあります。応募者にとっては恵まれた環境ですね。

優秀な人材をしっかりと確保するためにも、面接官の質が今まで以上に重要視されつつあります。

■最適な面接官やリクルーター選別

採用支援システムのシングラー(東京・港)が開発した「HRアナリスト」は、応募学生に最適な面接官やリクルーターを選ぶためのシステムです。行動パターンや考え方の傾向などに関する31項目の問いに答えると自分のキャラクターがわかるという性格診断のようなテストです。

例えば「後輩に厳しく接することが本人のためになる」「何をするにしても計画や取り組む順序に時間を割いてから始める」といったことに賛同できるかを5段階で選びます。

かかる時間は10分程度。回答者がどのような考え方を持っているのかを約1万7000通りの人物像から選び出します。面白そうですね。私もやってみたいです。

導入企業の一例として、不動産仲介のS-FIT(東京・港)は、18年からHRアナリストを導入しています。全社員にテストを受けてもらい人物像を把握。同じく学生がテストを受けると、リクルーターとしての相性が良い上位5人の社員が示されます。人事部はこの情報をもとに、学生の担当リクルーターを決めます。 人事部の神宮陽太さんは、「採用は学生を見極めるだけではなく、自社の魅力をアピールする場でもある」と考えています。それだけに、「担当リクルーターを間違えると、社員個人とのミスマッチだけで、本来は入社してほしかった学生が辞退してしまうこともある」。といいます。リクルーターだけでなく面接官もHRアナリストを基に決めているといいます。

シングラーの熊谷豪社長は、「HRアナリストは合否そのものには関わらない。自分に合ったリクルーターや面接官を選んでもらえるツールなので、学生にも受け入れられやすい」と話しています。

■面接官の厳しさ判定するAI

面接官の質向上に切り込むサービスはさらに増えそうです。CMでも有名なビズリーチ(東京・渋谷)は面接官の厳しさを判定するAIの開発を進めています。選考で低い評価を出しがちな人を「厳しい面接官」と見なし、厳しい面接官から高い評価を得た人は優秀だと推定します。 まだ基礎研究の段階ですが、「テストでは人の評価に近い結果を出せた」とAI室の菅谷信介マネージャーは語っています。

面接官ごとの特性をつかみ、応募者ごとに選考のどの段階でどの面接官をあてるかといったことを示唆するツールなどとして活用することを想定しています。

AIの活躍の場は、本当に広がっていますね。AIが活躍することによって、われわれ人間がもっと質の高い業務に携われるようになり、人にとっても企業にとっても良い発展の機会になればいいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です