高速大容量の次世代通信規格「5G」時代の到来で、新たな映像体験をもたらすVR(仮想現実)、AR(拡張現実)がぐっと身近になりそうです。
娯楽用から工場などでの活用まで、幅広い企業が市場に参入しています。
基礎知識
VRはヘッドマウントディスプレー(HMD)を頭部に装着して楽しみます。もうこの光景は結構あなたもおなじみになったのでは?
周囲全体に映像が表示され、あたかも映像の世界に入り込んだかのような感覚になります。
スマホをHMDにするモバイルVRもあります。
ARはカメラでとらえた映像にCGを重ねて表示する技術。
2016年に社会現象になったスマホゲーム「ポケモンGO」で認知度が高まりましたね。
ARの進化形とも言えるのがMR(複合現実)で、現実世界にCGが融合します。
将来は眼鏡型デバイスを通して見る景色にさまざまな情報が浮き上がったり、
見たくない景色は視界から消したりといったことができるようになるかもしれませんね。
最近の動向
3DCGキャラクターの「バーチャルユーチューバー」などの登場で、VRやMRに注目が集まっています。
肉眼でもキャラクターなどが立体的に見える特殊なフィルムを常設する劇場が増えます。
20年の5Gの商用化や東京オリンピックの開催を控え、スポーツ観戦などでVRやARが活用されます。
工場など娯楽以外での活用も見込まれています。
今年は特に要注目ですね!
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